おはようからおやすみまでiPad mini 6を触っているガジェットブロガーのmatsuです。
iPad mini 6をワイヤレス充電できる夢のようなケースが登場しました。
それがこちら「PITAKA MagEZ Case Pro と PITAKA MagEZ Standです。
製品の発表当初「これはとんでもないモノが出てきたぞ…!」「最高のiPad mini 6ケースの誕生なのでは!?」と興奮したのを覚えています。
今回レビューをいただける機会をいただきまして、数日間使ってみたのですが「この部分は良い!でもちょっとここは気になるな…」という部分が浮き彫りになってきました。
ということで、今回はPITAKA MagEZ Case Proとスタンドを使ってみて感じた良い点・気になる点を正直にレビューしていきます。
購入を検討しているiPad mini 6ユーザーの方は是非とも参考にしてくださいね!
PITAKA MagEZ Case Pro とスタンドの概要
まずは製品の概要について簡単にまとめます。
【PITAKA MagEZ Case Pro】
ケース寸法 | 202 × 140 × 11mm |
重量 | ケース本体 95g / ペングリップ 4g |
素材 | TPU アラミド繊維 熱可塑性ポリウレタン |
本体価格 | 9,999円(税込) |
【PITAKA MagEZ Charging Stand】
スタンド寸法 | 24 × 12 × 13cm |
重量 | 663g |
画面回転 | 360°回転 |
角度調整範囲 | 下方向に5° /上方向(後ろ)に32.5° |
本体価格 | 16,559円(税込) |
ケースは100g以下と見た目に反して軽い。
秤のメーカーの違いでしょうか…スペック上の重さと比べると8gほど誤差が生じてしまいました。
スタンドは持ち歩くモノではないので重さは十分。「机の上でちょっとだけ移動させたいな」って時は手軽に持ち運べる重さです。
PITAKA MagEZ Case Pro 付属品をチェック
PITAKA MAgEZ Case Proの付属品は以下の通り。
- ケース本体
- ペングリップ
- 充電ケーブル
- 取扱説明書
従来のiPadケースにはあまり付いてこないペングリップがついてます。付け方はケースの右下にある小さい穴から通して装着していきます。
ケースの内側についている突起とペングリップを合わせて…。
このようになれば完成です。
アラミド繊維でiPadをしっかり守ってくれる
ケースの背面はPITAKA製品お馴染みのアラミド繊維。頑丈な作りになっていてiPadを守ってくれます。
真ん中にはX字の充電端子がついています。専用ケーブルを使って充電ができるようになります。
ケーブル側のマグネット端子が斜めになっているので、横向き、縦向きの充電が可能となっています。
ケースの装着から外し方を解説
ケースの付け方を解説します。
iPad mini 6をケースの上から入れていきます。
ケース内部についているUSB Type-C端子と接続できれば完成です。
装着するとこんな感じになります。
装着時の外観をみていきましょう。スピーカーの穴はちゃんとくり抜かれており、音声もハッキリ聞こえてきます。
電源ボタンについては少しだけ深さが出てしまいますがボタンはしっかり押せますし指紋認証も問題なく使えます。
電源ボタンとは反対側のスピーカーも穴がしっかりと空いています。USB端子の部分はケースによって覆われていてケーブルによる給電ができなくなっています。
(この後で解説しますが、USB Type-Cが完全に塞がれてしまうと少し不便な点が…)
MagEZ Charging Stand の付属品
続いてはスタンドの方を簡単に紹介していきます。付属品は以下の通りです。
- スタンドアーム
- 台座
- 充電ケーブル
- 取扱説明書
組み立ては簡単
スタンドの組み立てはとても簡単。アームの接合部にUSB Type-C端子がついているのでその部分を台座にくっつけます。
付属の六角レンチを使ってアームと台座を固定します。
台座とアームの組み立ての完成しました。アームにも斜めのマグネット端子がついています。
iPadを装着をしてみました。
首の角度が少しだけ調整できます。上方向へは32.5°まで。
下は5°まで、ほんのちょっとだけ俯いた見え方になります。
台座でQi充電が可能
台座の上にはQi充電できるスペースが設けられています。
試しにケース付きのAirPods Proを置いてみるとちゃんと充電反応もあります。
このように1台で2つのデバイスを同時に充電ができるのは非常にありがたいですね!
PITAKA MagEZ Case Pro & Charging Stand の良いところ
数日間使ってみて気づいた良い点は以下の通りです。
- 強力マグネットで簡単には落ちない
- サブディスプレイとして使える
- ペンシルホルダーがしっかりホールドしてくれる
強力マグネットで簡単には落ちない
マグネットの磁力がかなり強力なため、横や縦にしても全然落ちる気配はありません。
動画を見るときは横向きに、Webページを見る時は縦向きにするなど、瞬時に使い方を切り替えられるのが便利。
サブディスプレイとして使える
スタンドにつけるとiPad mini 6をサブディスプレイとして使うことができます。
iPad mini 6を情報収集として使う人もいると思うのでメインPCと同じ作業領域に持っていけるのはとても嬉しいポイント。
個人的にはアーム部分の高さ調節ができれば尚使い勝手が良くなるのかなと思いました。
ペンシルホルダーがしっかりホールドしてくれる
iPadの側面のマグネットだとどうしても磁力が心許ないのでペンが落ちやすいのが難点。しかしその問題は付属のペンホルダーがついてくれるおかげでペンの紛失を未然に防いでくれます。
画像でつけているのはApple Pencilではなく、GOOJODOQ GD13というサードパーティ製のスタイラスペンなのですが、ちゃんとペングリップとハマっています。
PITAKA MagEZ Case Pro & Charging Stand 気になるところ
逆にここは気になると感じたことについてです。
- マグネット端子が剥き出しになっている
- 自社規格の充電方法
- 外部ハブが使えなくなる
- 価格が高い
マグネット端子が剥き出しになっている
ケースの充電部分ですが、常に剥き出しになっていて汚れがダイレクトについてしまうのが気になるところ。
端子が汚れてしまうと充電ができなくなり、今後のそのケースでの充電が上手く作用しないのではと思います。
MagSafeのように充電部分が内蔵してくれば理想ですね。
自社規格の充電方法
PITAKA MagEZ Case ProはPITAKA独自の充電方法を採用しているため、他のMagSafe対応製品との互換性がありません。
もしも充電ケーブルかケースに不具合が起こってしまうと、製品ごと買い替えをしないといけないのがデメリットです。
外部機器が使えなくなる
ケースの内側にUSB Type-C端子と接続して塞いでしまうため外部機器が繋げられなくなってしまいます。
僕はiPadにAnker製のハブをよく使うことが多いので、端子を完全に防いでしまうと使い勝手が悪くなってしまいます。
iPadをクリエイティブな使い方をしている人にとっては使いづらいですね…!
また急速充電ケーブルも挿せれないので、急いでiPadを充電したい時も不便。
ふたつ合わせると価格が高い
カバーとスタンドの値段は前述していますが、もう一度ここでおさらいします。
- PITAKA MagEZ Case Pro 9,999円
- PITAKA MagEZ Charging Stand 16,559円
2つ合わせると26,558円とかなり高額になってしまいます。
値段が高い分クオリティはしっかりしていますが「外部機器が繋げられない」「独自規格の充電方法」「そもそもiPad mini 6でしか使えない」という限定的なアクセサリーなので積極的に買うべきかどうかと言われると少し検討した方がいいですね。
PITAKA MagEZ Case Pro レビュー まとめ
今回はiPad mini 6をワイヤレス充電にするPITAKA MagEZ Case Pro と Mag EZ Standをレビューしました。
iPadの充電をより快適にして、サブディスプレイとしても使える実用的なケースとスタンドに仕上がっています。
今はまだiPad mini 6のみにしか対応していないのですが今後別モデルでも対応できるような展開があると嬉しいところです。
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